ダカールラリー第7ステージはアンデス山脈、標高3400m(富士山は3,776m)で、参加者以外のサポートを受けられないと言うマラソンステージ。そもそも膨大な物資輸送力を持ったワークスしか勝てなくなった事が、このマラソンステージを設けるきっかけになったようです。アマチュアイズムを取り戻す意味でも重要なステージなのです。
この日のHRCライダー達は慎重にレースを行ったため、目を見張る様な順位の上下はありません、しかし、これも作戦のようで、明日も続くマラソンステージ(もちろんタイヤ交換も駄目、合計2ステージで1500km走行する)を与しての結果のようです。
リエゾン586km スペシャルステージ220km
昨日SSで7位と活躍したエルダー・ロドリゲス選手はマラソンステージ初日を19位でフィニッシュ。
ロドリゲス選手の声「明日のステージには自身があるため今日のSSではリスクを負わずに走った。マシン共に快調、明日に勝負を賭ける」頼もしいですね。明日のSS楽しみです。
SS7 19位+7:32 総合順位 11位 31:32
昨日のSS6では16位だったハビエル・ピゾリト選手はSS7でも16位で順位入れ替えは無し。
ピゾリト選手の声「今日のSS7ステージはとても長かった。最初のリエゾンで標高4975m地点ではとても寒かった。これからメンテナンスをし、重要な明日の一戦に備え十分に休みます」
SS7 16位+6:41 総合順位 12位+35:07
昨日、転倒による肋骨負傷を負いながらもSS24位と奮闘したジョニー・キャンベル選手は順位を70位と大きく落とした。
ジョニー選手の声「ペルーとチリの砂漠と砂丘を後にし、アルゼンチンに入り、違う景色を感じ気持ちが良かった。明日のステージに備え、メンテナンスをします」との事。
SS7 70位+33:51 総合順位 77位+5:55:46
尚本日のトップ3です。
SS7順位
1. #29 K.キャッセリ KTM 01:51:31
2. #7 F.ロペス KTM +01:23
3. #9 O.ペイン ヤマハ +01:23
同着だ!
総合順位
1. #9 O.ペイン ヤマハ 17:28:17
2. #7 F.ロペス KTM +06:06
3. #10 D.カストー ヤマハ +06:37
となってます。
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