ダカールラリー第8ステージ 大荒れのマラソンステージで、ジョニー・キャンベル選手2位に入る。

ダカールラリー第8ステージ、アルゼンチン、サルタからサン・ミゲル・デ・トゥクマンリエゾン228kmスペシャルステージ429kmでしたが、前日に降った大雨の影響により、SS前半をキャンセルし、(カミヨン・トラック部門は全てのSSをキャンセル)
後半部だけを使用、183kmに短縮した。そこで活躍したのが、複雑なナビゲーションに翻弄される他のライダーを尻目に、持ち前の実力を発揮したジョニー・キャンベル選手でした。


70位でスタートしたジョニー選手は、谷間を縫い、河原を走り、草地へと続き、渡河セクションもある、複雑なナビゲーションで正しいラインを見いだして、2位と言う順位を得ました。
ジョニー・キャンベル選手
「とてもいい結果になった。序盤のオフピスト(ワダチやルートを外れてルートブックにある方角を目指す事)の難しさがあった。固い路面はホーム(カルフォルニア)を走っているようで、攻める事が出来た。長いマラソンステージを2位で終える事が出来、満足している」
第8ステージ・SS8・2位+7:04 /総合順位・67位+05:42:00

好調だったジョニー選手とは対照的に苦しんだHRCライダー、ロドリゲス選手、ピゾリト選手、はナビゲーションに手間取ったようです。

エルダー・ロドリゲス選手
「ダカールラリーはこういうものだ。ナビゲーションシステムが難しく、ミスによって貴重な時間を失った。400km地点(ルートブックに記された地点、本来492kmでの予定だった物を短縮し、途中からのスタートになった。ルートブック上の距離と短縮されたステージの距離が一致していなかった)にあった分岐点で右へ入ってしまった。他のライダーが左へ行き、ミスコースに気付いてメインルートに戻ったが10kmのロス。がっかりしたが、これがダカールラリーにつきものの人間くさい部分だといえます。」
第8ステージ・SS8・10位+15:57 / 総合順位14位 +41:39

ハビエル・ピゾリト選手
「序盤の雨でナビゲーションシステムが難しかった。多くのライダーと同じく道を間違った。エルダー選手の後を追って正規のルートに戻る事が出来た。8つのステージを終え、総合10位と言う結果には満足している」
第8ステージSS8・25位+20:38/総合順位10位 +34:55
j.campbell

第8ステージトップ3
SS8
1. J.バレダ #5 /ハスクバーナ/02:07:26
2. J.キャンベル #33/ホンダ/+07:04
3. I.ジェイクス #32/KTM/ +07:57

総合順位
1.D.カストー #10/ヤマハ/19:56:33
2.C.デプレ #1/KTM/+09:26
3.R.ファリア #11/KTM/+11:16

現段階総合順位1位のカストー選手(ヤマハ)はSS8を6位+14:13
2位のデプレ選手は11位(KYM)+16:09
3位ファリア選手(KTM)+22:24

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