ダカールラリー2023は、ステージ8を終え、休息日を迎える。走り終えたレーサーはクタクタになった身体をレストハウスで休めるが、メカニック達は仕事が山積みになっている。帰ってきたマシンの洗浄、診断、修復を行う為だ。
今回動画を公開してくれたのはスペインのXraids Experienceチームのお仕事ぶりだ。所属する#54ダニ・ノシリア選手（ボリビア）のKTM450ラリーファクトリーレプリカは、後輪を岩にヒットしてしまいチェーンが外れてしまったそうだ。
どうやら岩がヒットした衝撃でドリブンスプロケットが損傷、その影響でドライブチェーンが整列せず、真っ直ぐに回らなくなってチェーンが外れ、結果的にチェーンスライダーも削ってしまったようだ。最終的にはエンジン以外はほぼ全部バラされた450ラリー、各部の診断と補修を済ませ、1月10日から始まる後半戦のステージ9の備えることになるようだ。
（ダカールラリーの規約ではエンジンを触るとタイム加算ペナルティーを受けるそうなので、今回は触っていないと思われる。動画内でもエンジンに車検済みステッカーが貼られているのが映っている。）
ダカールラリー2023規約のお話が面白かったので、こちらも是非。
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