難攻不落の岩崖!成功者0だったヒルクライム<インポッシブルクライム・アンドラ―>が攻略された!

昨年9月2日から4日に開催された<第21回インポッシブル・クライム・アンドラのダイジェスト動画です。<インポッシブル・クライム・アンドラとは、ベルギー、ザンクト・フィートで開催される「初開催の2000年から、20年以上誰ひとり成功した選手がいない」というヒルクライムレース。コース長はたったの100メートルなのに、スタート直後の急な登坂を超えると現れるのが、まるで岩壁のようなセクション。まるでじゃない、ホントにそのまんま岩壁と言えそうな角度が付いたセクションを持つレースなのだ!
唯一成功したと思われたのは2019年。スズキに乗った選手が存在したが、前輪がゴールラインを通過しただけだとして、ゴールしたとは見なされなかったそうだ。その他にもゴールはしたが、バイクだけだったり、選手が落っこちたりだとかで、誰もが認めるような走行でのゴールをした選手はいなかったんだそうだ。そして開催から22年が経った2022年。昨年の決勝で成功者が現れたのだった!#53 Roel Geurts選手/スズキRM-Z 450である。普段はモトクロスをやっている選手だそうで、岩壁セクションをジャンプでクリアするあたりにモトクロス由来の運転技術が生かされたのであろうか?(んなわけないか。)動画プレイヤー中13分20秒から#53 Roel Geurts選手の完走シーンが見れます!


成功者が一人もいない<インポッシブル・クライム・アンドラ―>だけど大人気!なんとキッズクラスもある。

<Hill Climbing Andler>ご家族で参加しているのも人気の秘訣か。

夜に行われた第1予選。この後、会場内ではコンサートやパーティーなどのイベントが行われた。お祭りだ!

キラキラ!

崖からマシンを引き上げる巻き取り機。

引き上げられるマシン。

クラスも色々あるようで、ヒルクライムに特化したマシンも出場していた。土曜日の昼からフリー走行が開始、同日夜20時30分に第1予選、翌日日曜日の朝から昼過ぎまで全ての予選(4回)が行われ、約50数名(ウソだった。もっといるかも)から10名に絞られた後、決勝は15時30分過ぎから行われた。

難攻不落と思われた岩壁セクションをなんとジャンプで攻略した#53 Roel Geurts選手!うひゃ~。

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