2016鈴鹿8時間耐久ロードレース 「8耐の魔物に奪われたリベンジの炎」 – MuSASHi RT HARC-PRO.

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2016鈴鹿8時間耐久ロードレース。今年も様々なドラマを見せてくれて大変に盛り上がった大会でした。今回本田技研YouTubeチャンネルが取り上げたのは名門#634MuSASHi RT HARC-PRO。過去3度の優勝を誇り、清成転倒で壮絶なレースを見せた2012年を挟んで2013年2014年と2連覇を達成。2015年にはケーシー・ストーナーを迎えて挑んだが、マシントラブルでDNF。

<昨年の雪辱を果たすべく、俺達は昨年の暮れから足りなかった部分を抽出し、出来る限りの努力を続けたが・・・全然足りなかった。>

ハルクプロ、コラム<218周の彼方>より抜粋。またこうも綴っている。

<今年の俺達を観客のみんなをどんな目で見ていたんだろう?全く余裕が無く明るさも無いピット、ただ必死で8時間を無事に終える事のみに終始していた感じ。
レースがスタートしても順位なんか関係ない、その後快走して218周を走り連覇を果たすヤマハチーム。俺達はただ付いて行くだけ、仮に完走しても勝てるレースでは無かったな。それ位差があったんだ。>


ハルクプロのコラムがとても興味深かったので最後もコラムの言葉をお借りしてしめる事とする。

<レースが終わってヤマハファクトリーレーシングの監督吉川和多留が「重樹さん、二連覇簡単でしたよ」俺は悔し紛れに言ったよ「知ってるよ俺達もやったから」
2017年こそ勝負の大会になる、今度は俺達がやったことのない三連覇に挑むヤマハチーム、絶対に阻止しないと。吉川に「僕は三連覇しましたから」言われたくないからな。
和多留、おめでとう。強かったよ、好条件だったとは言え218周をクリアしたのは偉かったな、俺達の設定より多い周回数。勝てなかったな。

俺達の2017年第40回鈴鹿8時間耐久ロードレースは、もう始まっている。>
参考
ハルク・プロ-コラム-218周の彼方

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