2006 MOTOGP バレンシアGP。ロッシを下し、ニッキー・ヘイデン遂に年間王者へ。

今から10年前、2006年度モトGPでの話だ。シリーズ15戦目の日本GPで、ニッキー・ヘイデンは表彰台を逃し、5位になりながらもポイントを積み重ねる安定性を発揮しこの年のポイント・リーダーの座を守っていた。しかし、この年ニッキーが1位になったのはたったの2回。ポイントリーダーの座は常に脅かされていたシーズンだった。
そのニッキーを追うのは、ロリス・カピロッシ、マルコ・メランドリ、ダニ・ペドロサそしてバレンティーノ・ロッシだった。
徐々にニッキーとのポイント差を詰めてきたロッシは安定性に欠くものの、一発逆転するだけの力を持っており、ポイントリーダーだったニッキーは常に逆転される可能性に脅かされていた。
第16戦目のポルトガルGPでは、そのニッキーがリタイア・ノーポイント(236pt)でフィニッシュ。2位でフィニッシュしたロッシに(244pt)8pt差でトップの座を遂に明け渡してしまう。
そして、迎えたシーズン最終17戦目の決勝。決勝でポール・ポジションを奪ったのはポイントリーダーとなったバレンティーノ・ロッシ!8ptの差を付けられたニッキー・ヘイデンは5番手からのスタート、難しいレースになるのはニッキー自身が良く分かっていたはずだ。
2006年10月29日(日)当日は晴れ、路面はドライ。
コムニタ・バレンシアーナ ‐ リカルド・トルモ・サーキット全長約4.0kmを全30周で行なわれた。

Valencia 2006 HLValencia 2006: Troy Bayliss vince sorprendendo tutti, Nicky Hayden è Campione del Mondo. MotoGP

Sky Sport MotoGPさんの投稿 2017年5月26日

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