サンフランシスコ出身のWade Boyd選手の車載動画2本立てです。米国で開催されているダートトラックレースでは、ハーレーダビッドソンやドゥカティなどの2気筒マシンがほぼ100パーセントを占めている。2気筒マシンは低回転からタイヤのグリップを得やすい為、滑りやすい未舗装路での走行に有利だからだ。しかしWade Boyd選手は違った。変わり者だったのかもしれない。2007年製と言われるYZF-R1でダートトラックに参戦しているからだ。R1と言えば4気筒マシンの中でも超が付くほどのスーパースポーツマシンであり、高回転で高出力を得る舗装路用マシンだからである。一度滑ったらリカバリーが大変なはずである。ではなぜR1で参戦しているのか?その答えは分からないが、誰もやっていない事に挑戦してみたかったのかもしれない。2気筒マシンの低音が響くダートトラック場でひと際高い直4サウンドを響かせるWade Boyd選手とYZF-“DT-R1″このチャレンジ精神がステキ!(注タイヤのスライドに強いと言われるクロスプレーン搭載R1は2009年から)
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