ダカールラリー第9ステージ ホンダさんを応援してます。頑張れHRC!

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さて昨日トゥクマンでの休みをはさんで第9ステージ。最長のスペシャル・ステージは593km、このステージは、途中122kmのニュートラルセクションを含むSS9パート1、SS9パート2という競技区間となっている。リエゾンが175km〜SS9、593kmを突っ走りまたリエゾンで83km走行するというもの。

ステージの特徴は森林の中の細いカーブだらけの林道。森林の中の小道なので、クイック・アシスタント・カミヨン(物資輸送トラック)のサポートが受けられない為慎重な運転技術が求められる。
SS9で5位に入ったロドリゲス選手は、SS9パート1で良い走りを見せ、8位でした。ナビゲーションに苦しんだ前半部の遅れを取り戻そうと奮闘し、SS9パート2で5位に。この結果総合順位も14位から一気に7位へ。後半のラリーへ期待を抱かせる順位となった。
エルダー・ロドリゲス選手
「マシンとタイヤ、それにフィジカル的に厳しかった。危険な箇所もあったがリスクをおかしたくなかった。今日の出来に満足している。

第8ステージで2位に入ったジョニー選手は2番手からのスタート後序盤でアドバンテージを稼ぐ走りをした。ハイペースを保ちSS9パート1ではシリル・デプレ選手(KTM)、ホワン・バレダ選手(ハスク)に続き3番手フィニッシュ。続く後半部SS9パート2で、力強く走ったが、直後に転倒、コースアウトし、ダメージを受けたFブレーキレバー交換にタイムロス。惜しくも22位でフィニッシュとなった。
SS9
5位#3 エルダー・ロドリゲス +8:47
総合順位
7位 +31:23
ジョニー・キャンベル選手
「SS9パート2でミスをして順位を落としてしまった。コーナー進入で減速が間に合わず、オーバーラン、転倒した。折れたブレーキレバーの交換に時間をロスしてしまった。マシンとタイヤにとってタフな路面が続いたが、ピレリは良いパフォーマンスを見せてくれた」
SS9
22位#33 ジョニー・キャンベル + 29:56
総合順位
57位 +5:52:53
ハビエル・ピゾリト選手は母国アルゼンチンでのルートに苦しんだようです。岩の多いルート構成を見てリスクを冒さない選択をし、SS9パート1、2ともに24位でフィニッシュ。後半戦に期待が高まります。
ハビエル・ピゾリト選手
「ガレ場が続く山岳セクションはトリッキーで難しく得意ではない為、無理をせず走った。岩が無くなり、走り易くなる後半戦を待つ作戦にしました。」
SS9
24位 #30 ハビエル・ピゾリト +30:58
総合順位
12位 +46:50

第9ステージトップ3
SS9
1. #1 C.デプレ KTM 05:41:36
2. #5 J.バレダ ハスク +4:03
3. #17 A.ボッツーリ ハスク +5:14

総合順位
1. #11 R.ファリア KTM 25:57:12
2. #1 C.デプレ KTM +5:23
3. #7 F.ロペス  KTM  + 9:03

これまでトッップを走っていたヤマハのデビッド・カストー選手が走行飛び出してきたウシに激突し右肩脱臼、バイクのタンクにも穴が開き、他のライダーにサポートしてもらう、トップから2時間遅れでゴールした。SS9パート1の時点でドクターストップが掛かっていて、それを押し切って走ったが、この先レースを走行するのは難しいそうだ。ウ〜ム・・・。ヤマハ頑張ってたのにな。

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